兆し - ひいらぎ

2009/03/13 (Fri) 01:11:43

さらささん、お返事ありがとうございます。

「貝」について語りたいと思っても、文才の無い私には思いを上手く言葉にする事が出来ず、その「思い」も自分の中でまとまらず・・・。
さらささんのように広い視野で観る事が出来ないのですが、私も矢野中将が立派だとは思えません。
処刑場であんな大演説をブッても誰に届くというのでしょう。
自分ひとりの責任だというのは裁判の時に言ってほしかった。

「兆し」という言葉ですが、私が初めて耳にしたのはスマスマの「ニッポン道場」です。
去年の11月３日、柔道の石井選手の依頼で松茸と紅葉の墨彩画を描いた時。
松茸に寄り添う紅い葉と緑の葉。
そしてもう一つ、色紙の右隅に半分顔を出した紅葉。
「これはですね、これからの紅葉なんですよ。
兆しを持てるような紅葉をハジに描いてみました。」
豊松を演じた後の中居君だから出た言葉だと、私は勝手に感じました。
家族の心配をしなくて良い「貝」になってしまいたい、と言い残して非業の死を遂げた豊松だけれど、
未来ある子供の「兆し」を信じ、祈りたかっただろうな。
豊松を通して「兆し」を持つものの愛おしさを知った中居君が、そこにいるような気がしました。

他にも何処かで聞いたと思うんですが。
どこだったか・・・

最近では２月２３日セロがゲストの「ニッポン道場」で、ちぎり絵で花札を描いた時。
赤い和紙で咲かせた桜たちの片隅にピンクの「この後咲くであろう桜」。
「兆しだ！」と叫んだのは私で、見返したら中居君は「兆し」という言葉は使っていませんでした。
でも正に「兆し」ですよね。
中居君の中に芽生えた、そして大きく心を占めている感情だと思います。

勝手な思い込みかもしれません。
何でも「貝」に結び付けてしまう私が、中居君もそうだと決め付けているのかも。
４月からの連ドラが、そんな事を忘れさせるくらい夢中になれるドラマだと良いですね。

長々と失礼しました。
さらささん、お体無理なさいませんように。